土鍋コーヒーポット

3・11の地震の時に 棚から転げ落ちて口が欠けているコーヒーポットです。

 

今年もその日が来て あの時の悲しみに思いを馳せました。

 

電気が使える、お湯が沸かせる、普通の日常を暮らせるありがたさを実感します。

 

 

道具には日常の時間経過が刻まれていきます。

 

特に土鍋には はっきりとした使用感が書き込まれていきます。

 

欠けたり 黒ずんだりする土なべを使うのは楽しいです。

 

土なべにスプーン1杯の水を入れ火にかけて 1分ほど温めてからドリッパーを乗せてお湯を注ぎます。

 

 

コーヒードリッパーはこちら Mt.FUJI DRIPPER。

 

すっきりしたコーヒーになります。

 

私が作るポットは口が大きいので アルミホイルの塊で栓を作ります。

 

熱や香りが逃げるのを防いでくれます。

 

残ったコーヒーに栓をして ポットカバーを被せて保温します。

 

2時間しても温かいコーヒーのお変わりが出来ます。

 

冷えていたら もちろん火にかけて温め直しもできます。

 

 

噴き出さないように火加減を見て ぶつけないように気を付けて 

 

少し気を遣うポットですが それが愛おしい。

 

 

そして土鍋ポットで淹れたコーヒーは 柔らかくて抜群においしいのです。

 

大量の遠赤外線のお陰です。