冷えた秋の日は 朝も夕も美しい景色を見せてくれます。
最近では短くなった秋の季節を どうにか堪能したいと思い 手を休めて見入る日が多くなりました。
こんな景色を見ていると あっという間に暗くなってしまします。
それでも忙しかったイベントの後は しばしご褒美の「何もしない日」を過ごします。
年々遅くなる紅葉です。
赤いコハウチワカエデと 黄色いダンコウバイ。
気が付けば 秋の陽射しは低くなって 今まで見えなかったものが現れます。
低い朝陽で 影が伸びて 美しい物が現れました。
ミルクブッシュの影です。
林に作ったバルコニー。
夕方になると 西日が林の木々を照らし出して 直線の美しさにうっとりです。
しかし、うっとりしてばかりはいられません。
陽が落ちたら 獣たちの時間になります。
早朝、家の裏に仕掛けていた檻にイノシシが入っていました。
最近 家の周りを荒らしていたイノシシです。
先日も夜に帰宅した際に 鉢合わせになった子です。
体重120kgのメスでした。
ここ10年程 こんな大きなイノシシはお目にかかっていないそうです。
可愛そうな気持と これで安心と思う気持ちの両方が去来して 複雑な心境。
美しい自然の中でも 常に命のかけ引きがあることを すっかり忘れていました。