6月になって梅が出始めると そわそわが止まりません。
梅仕事の始まりです。
まずは青梅で 梅酒と梅シロップを作ります。
次は 同じく青梅で梅みそ作りです。
土鍋でゆっくり火を通します。
実が柔らかくなって種が出たらOK。
すっぱくて甘くて食欲が出ます。
生野菜に付けるのも美味しくて箸が進みます。
次は梅干し!
梅干し用の梅が出回る前に あんずが手に入ったので あんずの梅干を作ります。
塩分9%で 密閉袋で作りましした。
もしカビそうになっても すぐに冷蔵庫に保管できます。
秋田の母が庭のあんずで梅干しを作っていたので 私も挑戦してみます。
秋田県の隣の青森県では 梅干と言えばあんずが普通だそうです。
茨城県では徳川が庭に梅の木を植えるように奨励していたので あちこちに梅の木が見られます。
ちなみに梅で有名な偕楽園は 籠城戦になった時の食糧及び薬として梅の木が大量に植えられたものです。
そして同じくあんずで干しあんず作りです。
二つに割ると簡単に種が取れるのが梅との違いです。
シロップで軽く煮た後に dehydrator(乾燥機)で乾燥させます。
あんずのオレンジ色は宝石のように輝いて うっとりしちゃいます。
梅仕事の本丸・梅干し作りは シソの葉が出回るまでは少しのあいだ休憩です。
今年はステイホームの影響で 充実した梅仕事が出来ています。
仕事で忙しくなった時の籠城戦には こんな保存食が助けてくれるのです。