縄文時代にすでに 子供の手形・足形を取っていたと知りました。
生きている子ではなく 死んでしまった子を忘れないためだと言う事です。
どれにも穴が開いていて 壁にぶら下げたり 母親の首からぶら下げたのではないかと言われています。
そして母親が無くなった時に この子供の手形・足形は一緒に埋葬されたと言われます。
生きている子の足形は 粘土を地面に置いて体重をかけるのでくっきり出るのですが、
死んで横になっている子の手や足を粘土に押し付けたので ぼんやりとした輪郭になっているそうです。
想像すると なんだか・・・胸が詰まります。
30年ほど前に実家に帰った時に 妹の1歳になったばかりの男の子を亡くしてお葬式を出した経験があるので
小さな子を見送らなくてはならない親の心情が 胸を締め付けます。
生きているうちに ワイワイ言いながら 大事な子供の手形や足形がとれるのは幸せなことです。
縄文時代から脈々と続く命のバトンタッチ・・・そして親の愛情。
新しい命が途切れることなく すくすくと育ちますようにと 改めて願います。