赤ちゃん手形の凸型を作りたくて 試行錯誤中です。
今までのは凹型でしたから 手を押した陶板が完成形でしたが 物足りなくなってしまいました。
そこからもう一度粘土で型取りすると 本物と同じ手の形が出来上がります。
こちらの方が断然かわいいのです。
土の粘土 紙粘土 樹脂粘土 石の粉が入った粘土
お湯で温めると柔らかくなる粘土 等々。
こんなにあることに まずはびっくり。
一つずつ手を押していきます。
お願いしたのは神奈川県に住む2歳8か月の孫です。
緊急事態宣言が解除されたので 沢山の粘土を持って行ってきました。
最初は緊張気味でしたが、
「オユマルは熱いから 赤ちゃんは無理じゃない?」
「この粘土は少し固いね!」
と、お手手ぺったんの熟練者のような発言も出ます。
一番最初の練習です。
粘土の厚さが足りなくて さらに柔らかいため 穴があいてしまいました。
こちらの粘土は手を離す時に めくれ上がってしまいました。
こちらは 小指にヒビが入りました。
そして 手の付け根はささくれ立っています。
粘土が柔らかいと逃げてしまって 輪郭がはっきりしません。
こちらは 輪郭がハッキリ、手相もハッキリ、ヒビもささくれもありません。
でも粘土が固くて ぎゅうぎゅう押していたら、子供が「痛い」と言いました。
この固さでは 赤ちゃんには無理です。
型取り粘土選びにまだ難航しています。
それぞれの粘土型と土の相性も 一つずつ試さなくてはいけません。
型から土をはずす時に 土が割れてしまうものが多いので 型の弾力性も必要です。
今までのお手手陶板よりも 二重・三重の難しさがありますが
この可愛さを手にしたら もう後戻りはできません。
ここからどんな仕上がりになるのか どの釉薬にするのか・・・
まだ描けていませんが もうすでに注文は頂いております。
七五三の記念に7歳の子の手形を作りたいと言うご注文です。
はい、頑張ります!!