年末に作った1個だけの新作が気に入っていたのですが、すぐにお嫁に行ってしまいました。
早速 同じ「片口浅鍋」を2個作り足しました。
片口なのですが もう一つの取手として使える大きさです。
つまり 液体を注ぐためについている片口を 取手として使っていただけます。
これで たっぷりの鍋をするのではなく、美味しいものを少しだけ煮てテーブルに出すのです。
「ごちそう土鍋」と呼ぶことにしましょう。
牡蛎とねぎとしめじを 味噌で煮るとか・・・
ぶりとゴボウを甘辛く煮て 青菜を添えるとか・・・
ホタテと菜の花を 豆乳仕立てにするとか・・・
おいしい素材を2~3種類しか入れないのです。
たくさん入れてしまうと フツーの鍋物になってしまいますから。
今回の蓋は 松葉模様です。
コンパスや定規を使って 正確でかっちりした模様を下書きします。
下絵の上に 緩い粘土を乗せるイッチンと言う技法で模様を浮き上がらせます。
で、蓋と本体が合わさると こんな感じ。
好きだな~!
〈業務連絡〉 K様、片口浅鍋をご購入くださりありがとうございます。
蓋を作りましたので 次回お会いする時に声をかけて下さい。