お正月に息子がウルトラマンを作りました。
知り合いの子供にあげる約束をしたそうで 手作りらしく木で作ることにしました。
思っていたより 木を彫って形を出すのは難しくて ため息をつきながら
ようやくのこと ここまで彫り進みました。
ここまで来ても後悔の嵐です。
「マメができた・・・」
「手が痛い・・・」
「粘土にすれば良かった・・・」
「完成する気がしない・・・」
そして今度は不安も襲います。
「どうせあげても 喜ばないよね・・・」
「こんなのは あげる大人の自己満足だよね」
「プラスチックにはかなうわけがないよね・・・」
そして 私たちはその度に励まします。
「すごいよ! それらしくなってきたじゃない!」
「絶対 喜ぶってばー!」
これがまた こっけいな姿ですが ちゃんと立つんです。
しかしこれからがもっと大変、顔ですから。
また ため息をつきながら彫っていきます。
私たちはそれを横目で見ながら 内心ハラハラしています。
結局 帰るまでに完成できなかったので 完成作品を目にしていません。
お正月に来るたびに 何かを作るのですが どんどん難易度が上がっていきます。
2年前はモビール、去年は丸太から植木鉢、そして今年は木のウルトラマン。