私はNHKの大河ドラマが大好きです。
大河ドラマフリークです。
本放送と再放送で 週2回も見ています。
今年は「おんな城主 直虎」で、井伊家の話なのです。
民放には魅力を感じないのですが、NHKでちょんまげが出てくると 見ずにはいられません。
このドラマの中でも印象深いシーンがこれです。
高橋一正が演じた 井伊家の家老小野政次が子供の首を取る場面。
大河好きなら すぐ分かるシーンです。
今川家から 後継ぎでまだ幼い虎松の首を差し出すように命じられた時に
井伊家のために やむなく身代わりに農民の子の首を取る政次が その場にいた家来に
「案ずるな。地獄には俺が行く。」
と血の付いた刀を持って言った 迫力のシーン。
私、思わず「すてき!」とため息をついたのを 主人が聞いていました。
それからです、始まったのは・・・。
「案ずるな。市役所には 俺が行く。」
「案ずるな。草刈りには俺が行く。」
自分を犠牲にしても 主君や家のために自分を生かす、といった
武士道みたいなものに魅力を感じるのです。
非人道的であろうとも 自分の命をかけて守ろうとする時の葛藤や苦悩や勇気に感動するのです。
さらにそれが顔立ちが端正で品のある高橋一生がやると
「ステキ!」と ため息がもれるのですよ。
今日も 我が家のお殿様は これ見よがしに「なんちゃって武士道」をひけらかしながら言います。
「案ずるな。ゴミ出しには俺が行く!」
(-_-;)