土鍋の粉引プレートです。
敢えて 白い釉薬ではなくて 汚れやすい粉引にしました。
ピザを焼いたり オイルをひいて炒めたり 醤油で味付けしたり。
使う度にどんどん汚れが付いていくように 敢えての白い粉引プレートです。
使う度の汚れが模様となって、それを楽しむための 楽しめる人のためのプレートです。
何年も使った土鍋は オイルや汁が焼き付けられて こんな風に変化していきます。
私はこれを見るたびに 「美しいなー」と うっとりします。
この汚れの背景には 食で健康を支えてきた日々を感じるからです。
そして 家族の「美味しい」という声と笑顔を感じるからです。
命を支えてきた美しさです。
私の作る土鍋は この美しい汚れが食卓の上で少しでも見えるように
釉薬の掛からない素地の部分を 広めに残しているのです。
まっさらなこのプレートが どんな風格に変化していくのか とても楽しみです。
裏側だけで楽しんでいた景色を 全面で楽しみたいという 新たなチャレンジでもあります。
さて、どんな風に変化するのか ・・・ 報告をお待ち下さいね。