木工の「やまぼうし」さんに作っていただいた鍋敷きです。
5月の陶炎祭用に 30個程作ってもらって販売しました。
これがあっと言う間に売れてしまって 少ない中からあわてて自分用に取り置いたものです。
家に持ち帰ってテーブルに置いたら 空気がガラリと変わりました。
うっとりするくらいステキなのです。
虫食いの穴 フシの穴 ひび割れ・・・生きていた頃の生命感をそのままに 横たわっています。
「あ~、かっこいいな~~」 「美しいな~~」 惚れぼれしてしまいます。
「お店では売っていないような 生命力溢れる作品を作って下さい」
「虫食いも ヒビもOKです。耳も皮もそのままにして下さい」
その変わったお願いに 見事に応えて下さいました。 やまぼうしさんの仕事は気持ちがいいです。
そしてこの木が 土鍋をドッシリと受け止めてくれるのです。
土鍋を乗せて 無残にも焦がしてしまった面々です。
土鍋は他の鍋と違って 400℃も超える温度になっているので 布やコルクや新聞紙は焦げて煙が出てきてしまいます。
木の鍋敷きをお願いしたのは 我が家が1番必要としていたからなのです。
もう煙は出しません。