4年前に この新聞記事を見て涙が止まリませんでした。
「4月の雪に 祈る」 2011年 朝日新聞より
がれきが残る岩手県山田町で4日、雪が舞うなか、祈りを捧げる僧侶の姿があった。
盛岡市にある石雲禅寺の副住職小原宗鑑さん(28)。2日に岩手県宮古市を出発し、野営しな
がら宮城県石巻市を目指している。素足にゴム草履。お経を唱えながら、倒壊した家屋の前で
は深々と一礼し、犠牲者の鎮魂と街の復興を祈った。「がれきの残る所には人の思いが
詰まっている。被災者や復興に関わる人たち、そして畏怖の念を込めて海にも合掌したい。」
地獄のようなあり様の中でも 人の心の気高さに 心が震えます。
あれから4年たちますが・・・
胸に打ったくさびは ゆるんでいないだろうか、
人への感謝の念は 忘れていないだろうか、
無力だからこそ目指すべき気高さへの道を 踏み外していないだろうか。
破壊や苦しみと引き換えに 沢山のことを学んだ東日本大震災です。
亡くなった方々の御霊が安らかでありますように。
日本が幸福な未来に進んで行けますように。
私が誰かを幸せにする力を持てますように。