土鍋 焼けました

土作りから1か月、ようやく土鍋の完成です。

秋に販売する分は夏に作るのです。

 

 

取っ手を付けると歪むので

支えながら乾かします。

 

 

必ずと言っていいほど

取っ手にはヒビが入ります。

これを丁寧に修正します。

 

 

素焼き前にお日様に

干します。

お日様の力はすごいんです!

 

 

素焼きです。

 

これで粘土は違う物質になるのです。

焼き物とは、火の力を借りて化学反応を進めることですから。

 

地震が来ませんように。

素焼き後。

 

釉薬を掛けたくない所に

撥水剤を塗ります。

 

失敗できない作業なので

目も神経も使います。

 

 

 

蓋にも撥水剤を塗ります。

 

この作業を丁寧にしなかった時に

本焼き後に全ての土鍋の蓋が

取れなくなった事があります。

 

泣きました。

 

ここはあわてず慎重に!

 

 

窯を焚く時は必ず

テストピースを入れます。

 

 

さて、焚き上がりました! 良い出来です。

 

 

作業はまだ続きます。

 

手触りを良くする為に

全てにやすりを掛けます。

 

 

粉を取るため

水洗いします。

 

 

そして 

天日干し。

 

 

これでようやく一連の作業が終了です。

後はどの子も旅立つ日を待ちます。

 

 

おまけ

 

 

大失敗!

 

 

台所に赤い土鍋があったら

かわいいなー、と思って

初めて赤にチャレンジしたのですが・・。

 

窯から出て ビ・ビ・ビックリ。釉薬が縮れておどろおどろしい姿に! テストピースでは上手く行ってたのになー。

 

 

と言う訳で、一筋縄では行かないものを相手に、チャレンジはまだまだ続くのです。